外岩シーズン

電話秘書の渋谷マオです。

10月になっても暑い日が続いていましたが、
ここ数日やっと少し秋らしくなってきましたね。
日もだいぶ短くなってきたように感じます。
しかし予報ではこの秋は気温が高めのようなので、
まだまだ暑くなる日もあるかもしれませんね。
勝手なようですが、暑いのもイヤ、寒いのもイヤ笑
心地の良い季節は本当に短いですね。

スポーツの秋、と言いますが、
秋はボルダリングやクライミングにとっても絶好の外岩シーズンです。
夏は岩が熱く、手にも汗を書いてしまうため登ることが難しく、
冬は乾燥具合は良いのですが、手足が冷たく冷えて感覚が鈍ってしまうため、
適しているとは言えません。

春も良いのですが、湿気の関係で、やはり秋が1番のシーズンです。
そんなわけで最近は毎週末ごとに奥多摩や山梨の岩場に通っています。
ボルダリングの場合、ただ適当に岩を登るというのではありません。
河原や山の中の大きな岩がゴロゴロとしている場所がボルダリングのエリアとして開拓されていて、そこへクライマーたちが集まってきて登っています。

それぞれの岩には名前がつけられていて、岩のどの部分を使って、どのラインで登るかによってグレードも設定されています。
その岩を始めに登った人などが設定者であって、
岩や課題にユニークな名前がたくさんつけられています。
岩の形がすべり台のように見えるからすべり台岩、
と言うような分かりやすいものもありますが、
猫砂岩や皇帝岩や鵜の瀬岩など、
一瞬聞いただけではどんな岩か想像もつかないものもあります。
覚え間違えてしまうこともしばしば笑
トポと呼ばれる岩の地図のようなものもあって、それを見ながら岩の場所や、登るラインを確認したりします。

ボルダリングの場合は、ただの岩をロープなど無しで登るので、落ちた時のために専用の大きなマットを背負っていき、足元に敷きます。
マットを背負った姿は、まるで鬼太郎の「ぬりかべ」のようです。
電車で移動などしていると、「これは何に使うものなんですか?」なんて時々声をかけられたりします笑

室内のボルダリングジムは、一定期間ごとにホールド替えと言って
課題の作り替えが行われますが、
外の岩はよっぽのことがない限りは、そのままのの形であり続けます。
なので何度も何度もその岩に通い、
数年かけてやっと登れたなんて言う話も聞いたりします。
やはり私にも目標としている岩があって、
いつかはその岩の上に立ちたいと思っています。
もうすぐ紅葉も始まりますね。
寒くなってしまうまでの短い秋、自然を楽しみながら、岩登り頑張ります。

電話秘書の渋谷マオでした。