よくある電話応対NGマナー

よくある電話応対NGマナー

多くの方が電話応対に苦手意識を持っているかと思います。

ただ、それは電話応対においてどうすればいいのかわからないからこその苦手意識でもあります。電話応対におけるよくあるNGマナーを知っておくだけでも、電話応対への苦手意識というのは軽減されるはずです。

社会人である以上、電話応対は避けられないものでもありますので、少しでも苦手意識を軽減し、しっかりと電話応対をおこなっていきましょう。

よく使う「もしもし」はNG
普段、電話をかけるときも受けるときも「もしもし」と言ってしまう方は多いのではないでしょうか?

普段からよく使う表現ですし、昔からの小さな商店などで「もしもし」という表現が使われているのを見聞きしたことがあるという方も多いでしょう。

ただ、この「もしもし」という表現は、ビジネスシーンにおいてはNGマナーとなっています。

というのも、「もしもし」というのは略語なのです。ビジネスシーンにおいて、相手に略語を使うというのはやはり失礼にあたります。

つい「もしもし」と言ってしまいそうになることはあるでしょうが、そこはぐっとこらえて「お電話ありがとうございます」や「お世話になっております」といった挨拶の後に名乗るようにしましょう。

 

違った敬語もNG
現在の日本では間違った敬語を使う方がかなり増えているようなのですが、声でしかやり取りすることのできない電話応対においては正しい敬語が使えるかどうかが重要なポイントとなってきます。

相手を敬う気持ちがあったとしても、間違った敬語だと相手は不快な思いをするでしょうし、常識がないとみなされてしまうかもしれません。

例えば、「伝えておきます」「申し上げておきます」という間違った敬語を使う方が多いのですが、正しくは「申し伝えます」です。

相手の名前を復唱するときには「〇〇様でごさいますね」ではなく、「〇〇様でいらっしゃいますね」という表現が正解です。

何気ない表現で多くの方が間違った敬語を使っていたとしても、やはり正しい敬語を使うようにしましょう。それが社会人としてのマナーなのです。

 

新社会人のための電話応対のマナー

新社会人のための電話応対のマナー

皆さん、こんにちは!電話秘書のムーミンです。

新社会人になっていろいろなことを経験するかと思います。そういった中で、さっそく電話応対に苦手意識を持っているという方も多いのではないでしょうか?

実際に新社会人に限らず、電話応対に苦手意識を持っている方は多いものです。ここでは、新社会人の方のために改めて電話応対のマナーについてご紹介していきたいと思います。

 

●社会人として恥ずかしくない話し方を常に意識する
新社会人の方というのは、やはり最初のうちはなかなか学生気分が抜けないものです。どこかで「まだ新社会人だから許される」と油断している部分があるのかもしれません。

ただ、新社会人であっても社会人は社会人です。電話応対ひとつとっても、その勤務先の顔として恥ずかしくない話し方を常に意識する必要があります。

例えば、「はーい」「もしもし~」「えっと~」「ですよね~」といった間の抜けた話し方というのは社会人としてふさわしいものではありません。極端な言い方をすると、勤めている企業のイメージを損ねてしまう可能性があります。

当たり前のことなのですが、電話応対のときには明るくハキハキとした話し方を意識するようにしましょう。これだけで相手に与える印象はまったく異なってきます。

 

●常に電話の内容を記録できるようにしておく
電話をかけるにしても受けるにしても、企業の顔として電話応対をする以上は基本的にそこで話す内容をきちんと記録しておかなければいけません。「あとで伝えよう」と思っていてもついつい忘れてしまって、そもそも何を伝えればいいのかもわからなくなってしまうということは珍しくありません。そうなってしまっては電話応対の意味がありません。

電話応対の際には常に電話の内容を記録できるようにメモ帳と筆記用具を用意しておくようにしましょう。誰からの電話なのか、誰への電話なのか、用件は何なのかといったことを記録しておいて、伝えるべきところに伝えないと相手にも失礼になります。

こういったやり取りがスムーズにできないと企業としての信用も落ちてしまいますので、苦手意識を持っていたとしても電話応対というものはきちんと責任をもっておこなっていきたいところです。

私たち渋谷オフィスの電話代行では、新人の電話応対研修期間は6か月あります。その間には覚えることも沢山ありますが、きちんと身に着けてしまえば、それは一生もののスキルになります。
皆さんもぜひがんばってくださいね!